衣類は結構関税高いのに
一般的な衣類の関税はだいたい10%から12%前後。
革や毛皮などの衣類は20%を超えるものも。
そんななかでブラジャーはなんと関税フリー。
ブラジャーが含まれる6212の説明は次のようなもの。
ブラジャー、ガードル、コルセット、サスペンダー、ガーターその他これらに類する製品及びこれらの部分品(メリヤス編みであるかないか又はクロセ編みであるかないかを問わない。)
これらは次の四つの税番に分類されます。
税番(HSコード)
- ブラジャー:6212.10-000
- ガードル及びパンティガードル:6212.20-000
- コースレット:6212.30-000
- その他(コルセット、サスペンダー、ガーター等):6212.90-000
なんか聞き慣れないものがたくさん
パンティガードル? コースレット?
なんか聞き慣れないアイテムが並びます(笑)
ガードル、コルセット、サスペンダーあたりはわかります。
それ以外は何となく「こんなやつかな?」程度。
あまり詳しくないものについてあれこれ言うのも無責任なので、ブラジャー以外、正確にどう言うものがここに分類されるかという事は割愛させてください。
いずれにせよ上記四つの分類は全て関税フリーです。
スポーツブラは?
今回紹介しているブラジャーが含まれる62類と言うのは織物の衣類の分類。
織物とは前にも書いたことがありますが簡単に言うと伸びない衣類。
あれ?ニットのブラジャーもあるよね?
スポーティーなやつ。
いわゆるスポーツブラってやつ。
税関の事前教示解答事例にはスポーツブラもこの6212.10-000に含まれるとなっています。
とは言えタンクトップを拡大解釈とかしちゃダメですよ(笑)
タンクトップは税番6109で、関税が10.9%かかります。
実際のところ、微妙な丈のものもあるでしょうね。
税額計算ツール
関税はかかりませんが、輸入する時は消費税がかかります。
参考
コメント
[…] 先日、ブラジャーはなぜか関税がフリーだという記事を書きました。 […]