いよいよ水着のシーズン到来ですね。
水着を輸入する場合に税金がどのくらいかかるかお話しします。
では、まず輸入する水着について、次のポイントを確認してください。
Contents
確認ポイント
- 織りか編みか(生地が伸びるか伸びないか)【参考記事】
- 合成繊維かそれ以外か
女性の水着は殆ど伸びる記事ですよね。
男性の水着はどちらもありますね。
以上を確認して上で税率を確認します。
水着の税率
アイテム | 税率 |
---|---|
合成繊維の編み生地のもの | 10.9% |
合成繊維以外の編み生地のもの | 8.4% |
素材問わず織り生地のもの | 9.1% |
※男性用か女性用かで分類が変わりますが、税率は同じなので上記のようにまとめました。
で、税金はいくらになるの?
上の表で水着の税率がわかったら早速税金を計算してみましょう。
関税額を算出して、水着の商品価格に加算してから消費税をかけるのですが、腑に落ちませんよね…二重課税のようで。
個人輸入の場合(輸入する水着が個人使用目的の場合)
関 税= 商品の価格x0.6x税率
消費税=(商品の価格x0.6+関税額)x消費税10%
合 計= 関税額+消費税額(上記2つの合計)
※織り生地の商品の場合、商品価格x0.6が1万円以下の場合、免税となります。
【参考記事 https://keyoflife.tokyo/2020/03/28/post-265/ 】
商用として水着を輸入する場合
関 税= 商品の価格x税率
消費税=(商品の価格+関税額)x消費税10%
合 計= 関税額+消費税額
※計算方法については下記税関ホームページリンクから見ることができます。
税額計算ツール
税関のホームページで計算方法をみると感じると思いますが、切り捨てなどの規則が非常に複雑です。
こちらの計算ツールをご活用ください。
※一万円以下の免税の適用や、複数の商品の同時購入等、実際の通関時の納税額はこれより安くなる場合もありますので、こちらでの計算結果は目安としてください。
補足
この他、経済連携協定税率や特恵税率などが適用されることにより、税額が安くなる場合がありますが、少々複雑な為あらためて別の記事にて深堀りします。
税額については、販売元の手数料などが加わることににより算出額が多少変わる場合があります。
水着のHSコードを知りたい方は下記webタリフをご確認ください。
【編み】 https://www.kanzei.or.jp/statistical/tariff/headline/hs4dig/j/6112#6112
【織り】 https://www.kanzei.or.jp/statistical/tariff/headline/hs4dig/j/6211#6211
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