勤務先に新型コロナの感染者がでて思うこと

今まで感染者が出なかったのが不思議だった。

あの、第一波のとき、よく感染者を出さずに乗り切ったと思う。

同じ建物の中に感染者が出たという一報を聞いてそう思いました。

テレワークの事

通関部のテレワーク化が遅々として進まない。

コロナが出たから即テレワークだと騒ぎ立てる気はなく、スムーズに新しい環境になってくれることを望んでいるだけです。

私も部署の仲間たちも、自分達が国際物流の屋台骨を担っていると言う気持ちで日々仕事をしています。

だからこそ、物流を止めないためにも、テレワークをもっと導入しなければならないのです。

怖いのは人間の心理

仮に同じチーム内に感染者がでたら濃厚接触者を絞り、自宅待機をさせるという。

30人ほどのオフィスの中の数名を濃厚接触者として自宅待機とし、残ったメンバーで業務を遂行するという。

本当にそのようなことができるだろうか。

正社員もいれば、同じ人数ほどの契約社員や派遣社員の方たちもいる。

残された人たち全てが、高い意識によって出社するのだろうか。

そうは思えない。

まずもって、出社することが正解か、自主待機が正解かもわからない。

ただ何が正解かわからないなかであっても、試行錯誤で来たるべき未来に備えるべきだと思う。

在宅勤務が難しい業種についても、アイディアをしぼりだそう

私の勤務する通関部を例にすると、私の部署では大量の紙を消費します。

この紙の問題が、在宅勤務への移行を大きく阻害しています。

ここを何とかしなければ在宅での仕事は難しいというのが、私を含め部署内の多くのひとが思っていることだと思います。

ということは、ここを何とかすれば一部だけでも在宅にする道が見えてくる。

業種によっていろいろな障害があると思います。

でも、0か100かを選択するのではなく、すこしでも働きやすい環境を作って行きたいと思う。

管理職目線

(中間)管理職の目線で見た在宅勤務の問題点は、評価をどうするか? 公平性をどう担保するか?

というあたりのことらしい。

たしかにわかる。

たしかにわかるがそれが一番大事なのだろうか?

おそらく、トップよりも中間管理職が一番戸惑っているのではないだろうか。

なんだか、中間管理職だけが「もとに戻って欲しい」と思っている気がしてならない。

そして、全員がそう思っていると本気で信じているような気がしてならない。

人手不足の問題

この問題は前の記事でも書いたけれど、在宅で短時間働ける人の労働力を有効に使うべきだと思う。

【過去記事】通関業務とテレワーク/在宅ワーク(国際エクスプレス貨物の場合)

住宅事情の問題を上げる人もいるが、なにも在宅勤務だけがテレワークではない。

コワーキングスペースでもいいし、保育施設とのコラボレーション、介護施設とのコラボレーション、地方の営業所の有効活用、そのほかいろいろな就業形態が考えられると思う。

どう管理するかということにこだわりすぎて、大事なチャンスを見逃していないだろうか。

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