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業務、作業の自動化に潜む落とし穴
車輪の再発明
自動化が出来ないかと考えた時。
はたまた、人から自動化の相談をされた時。
つい、すぐに製作に取り掛かってしまうんですよね。
「それくらいならVBAで出来るかもな」とか
「PowerShellが良いのかな?」とか
さわりだけ作るつもりがいつしか作り込んでしまう。
で、どうなるかと言うと、
隣のチームにほぼ同じものがあったりします。(泣)
そうなんです、既に誰かが作っているんです。
まさに『車輪の再発明』ですよね。
やっぱり横のつながり?
こういう時って、やっぱりコミュニケーションが重要だと思って、作る前に
「ここのチームでこういう自動化ツールってある?」
なんてあちこちに聞いて回ったりします。
そうやって周りのチームのRPAを見ると、結構同じ様なものがたくさん存在する。
「車輪の再発明」がなんと多いことか。
体系化が必要なのか?
確かにそれは必要。
誰がどんなRPAを作って、それがどう言う動きをするのか、リスト化して共有するなんて事もしてます。
前の記事にも書いた通り、事前に上長確認してから製作すると言う正式なフローも存在します。
…が、なんかうまく機能していない。
効率化と腕磨きの狭間で
これは最近の気付きですが、RPAを作る人の気持ちの中には「腕試し」「腕磨き」をしたいというのが有るんですよね。
もちろん自動化を進めたいという気持ちは同じだけど、作り手には作り手の好奇心みたいな物が有るんですよね。
腕利きの外科医の様な状態。「切りたい!」みたいな。ちがうか(笑)
でもこれって必要なんだろうな。
いろいろ作っていくうちにスキルが上がっていくわけだから。
どうやって管理していくのか
とは言え、ガバナンスは必要な訳だから、どこかで把握出来る様な仕組みを作らなくてはいけない。
少し効率は悪いけど、出来上がったものを取捨選択していくのが良いのかな。
これは今も模索中。
社内のRPAコミュニティを活性化
プログラミングする人達は、みんな少なからずやり方に好みがある。
もちろん使える言語なども違う。
それこそが会社の財産。
この人達が普段からコミュニケーションをとっていく事が一番だと今は思います。]
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