マツキヨで市販の新型コロナ用抗原検査キットを使ってみた感想。【薬局・ドラッグストア購入レビュー】通販・郵送・PCRは本当に不足しているのかだろうか?

閑話休題

PCR検査を受けたい! でも受けられない。。。

今更だけどコロナの検査に関して政治、行政が当てにならない。

PCR検査ひとつとっても簡単には受けさせてくれない。

果たして深い意図があっての政策なのか。。。

家族の知人に陽性者が

先日、妻が仕事でお会いした方が新型コロナ陽性だったとの情報が入った。

お互いにマスクをした上で書類の受け渡しと、多少の会話を交わしただけで、濃厚接触者とはならず、PCR検査も容易に受けさせてもらえない。

我が家には要介護の母がいるし、時折送迎が必要な子供もいる。

周辺の近しい人にだけ事実を伝え、とりあえず人との接触を極力控える事にした。

日本はこれでいったいどうやって経済活動を動かすというのだろうか。

ドラッグストアで検査キット購入

いつだったか、近所のマツキヨ(ドラッグストア)行った時、レジで新型コロナの検査ができるというポスターをみたのを思い出した。

たしかマツキヨで売ってたな。。

「どの程度の精度かわからないけど、一応やっておくか。」

いざドラッグストアへ

マツキヨの店員さん
マツキヨの店員さん

郵送で検査してもらうものと、15分ぐらいでわかるものがありますけど、どちらにしますか?

郵送するというのがおそらくPCRというやつで、すぐわかるものが抗原検査と言うやつだろうか。

値段を聞くと「郵送するやつ」が14000円ほどで、「すぐ判るやつ」が4000円程だと。

結構いい値段するので、ひとまず「すぐ判るほう」、言い換えると「安い方」を試して見る事にした。

税込4378円

やりかたは?

結論を言えば使い方は簡単。

でも、安いものじゃないから、慎重になっちゃう。

説明書にありがちなカッコ書きが多く、言い回しもまどろっこしい。

誤解がない様にするがゆえにこうなるのはしかたないとおもうが、手順書としては少々分かりづらいかな。

まあ、私たち夫婦の文章読解力が低いのだろう(笑)

内容物

さて、箱を開けると中身はこんな感じ。

箱の中

更に、この透明なビニール袋の中はこの様な感じになっている。

透明ビニールの中身
  • 専用試薬
  • 抽出チューブ
  • ビニールシート(検体採取用シート)
  • 綿棒(検体採取用スティック)
  • テストカセット

説明書の事をうだうだと書いたが、中身はよく考えられている。

下の写真の様に箱の裏側にミシン目で穴が開いているので、その穴に「抽出チューブ」をたてて、キャップを開けておく。

↑これはキャップがついた状態

そしてこの立てかけたチューブに「抽出液」を入れておく。

唾液でも鼻水でもどっちでもOK

付属のビニールシートを使って唾液か鼻水をとって綿棒に染み込ませる。

ビニールシートの使い方は、このシートに唾液を垂らすか、又はティッシュのように使って鼻をかむ。

その綿棒を先程箱の裏の穴に立てたチューブ内の液でシャバシャバしてチューブごと指でつまんで、絞る様に綿棒を抜き出し、キャップを戻す。

テストカセットの「S」に2滴たらす。

どうやらこの「2滴」というのが重要らしい。

10分待つ

Cにだけ線が入って、Tに線が現れなければセーフという事だ。

因みに「C」に線が浮き出てこなかったら、検査自体がうまくできていない事を意味します。

研究用と医薬品

今回マツキヨで購入した検査キットは箱に「研究用」と表示してあります。

ひとこと

朝日新聞に【市販コロナ検査キット「使わないで」 消費者庁呼びかけ】という記事がありました。

紹介した記事に出てくる「厚労省が認めた商品」という輸入元の言葉。

感の良い人ならこの言葉の曖昧さに気づくでしょう。

厚労省が何を認めているのかが重要ですね。

この記事の場合、厚労省は試験研究用として輸入を認めただけであり、医療目的の使用を認めたわけでもなく、ましてや医学的な精度や安全性を保証するわけでもないということです。

故意かうっかりかはわかりませんが、「厚労省が認めた商品」という曖昧な表現が「景品表示法」で触れたということですね。

今回使ってみたマツキヨの研究用検査キットは、説明書をみても「陽性」とか「陰性」という表現は使っていません。

単に、唾液や鼻水に含まれる抗原の量が一定以下か以上かを示すキットとして販売されています。

薬局で医薬品の抗原検査キットが購入可能に!

2021年9月からようやく国内の薬局で医薬品の抗原検査キットが購入できるようになった。

先述の記事にあるように、研究用の抗原検査キットについて、厚労省は「検査精度が保証されていないから」と言う理由でむやみに使用するなと言う。

もっともなことだ。

ただ、特例的に医薬品の抗原検査キットが薬局で購入できるようになるのにここまで時間がかかったのはなぜなのか。

スピーディー柔軟な国の対応が社会的な経済活動を救う事になるんじゃないかな

いずれのキットを使うにせよ、感染を示す値が出なかったから夜の街で豪遊していいとは思わない。

ただ、少なくとも、感染を示す値が出たら行動が変わる。知らずに外出するよりはマシだ。

世の中がこんな状態になっているにもかかわらず、杓子定規なことしか言えないことにがっかりする。

ところで今回の判定結果は?

妻の検査結果はセーフだった。

(厚労省の言う通り、あくまで簡易検査キットの結果であることは肝に命じるが。)

PCR検査という選択肢

※2022.2/4追記

このとき、我が家で試したのはいわゆる抗原検査。

昨今検査キットの不足がテレビで騒がれているが、実際のところはどうなのだろう。

現在では民間のPCR検査も増えてきていて、自費の検査も含めれば選択肢が増えていることも確か。

↓この記事で、PCR検査が可能な民間サービスやクリニックを紹介しています。

ウェルシアの無料検査

※2022/2/15追記

ウェルシアで無料検査をしているので情報をアップします。

実際にウェルシアの抗原検査やってきました。

2022/2/19 近くのウェルシアで抗原検査をやってきました。

上記サイトから予約で、あとは当日受付で用紙に記入のみ。

自分で専用綿棒を使って鼻の内側を拭う方式です。

15分で結果がわかります。

(陰性でした。)

マツキヨの検査キット

今回、マツキヨで買った理由は、「お店で買える」という事と、「マツキヨ」のネームバリュー。

急いでいたし、「まぁマツキヨなら粗悪品は売らないだろう」といったところ。

ちなみにマツキヨの検査キットはオンラインでも購入できます。

※2022/2/2時点では抗体検査キットとPCR検査キットが販売されていました。

今はPCR検査もかなり身近に

※2022/08/22追記

現在では民間のPCR検査もかなり増えてきました。

自宅でかんたんPCR検査宅配キット

  • 自宅でかんたんPCR検査、唾液を採取して返送するだけ。
  • 陰性証明書の発行も可能
  • 全国発送対応
  • 14時迄のお申込で当日発送。
  • 24時間年中無休 ・メールで結果通知。
  • 自費診療。

来院検査は当日予約・検査可能

  • 来院検査16,500円〜。
  • 365日対応。
  • 浜松町駅徒歩3分。
  • 当日検査OK
  • 証明書は翌日発行。
  • 抗原検査も可能。
  • 海外渡航時の陰性証明書の取得も可能。
  • 自費診療。

ピカパカPCRクイック検査センター

  • PCR検査3,980円より。
  • 当日予約、当日検査結果も可能
  • 新橋、池袋、新宿、渋谷、横浜、管内、梅田など、各地方に開設。
  • 結果通知は24時間以内
  • 2回目以降のリピート割引あり
  • 陰性証明書取得サポート
  • 検査時間5分

その他、アマゾンなどの通販で販売されている抗原検査キット

コメント

  1. […] […]

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