では、機械類の分類について少しだけ詳しく見ていきましょう。
超ざっくり編でもお伝えしましたが、機械類はその用途が重要になります。
例えば、加工機械の場合、
①切断、研磨、射出成形などなど具体的な種類
②木材用、ガラス用など、加工する素材の種類
印刷機などはその種類(フレキソ印刷機、グラビア印刷機等々)
モーターや原動機、発電機などは、直流、交流、電力など細かく別れます。
本体か部品か。
ただ、ここで一番気になる税金のことですが、機械類が分類される第84類は、日本ではすべて関税無税です。
発生するのは消費税のみですので、どこに分類されても支払う税金の額に影響がありません。
そのため、「何のためにそんなこと説明しなきゃならないの?」となりがちですが、HS条約に加盟している以上、輸出入ともに、正確な分類(HSコード)をしなければなりません。
webの実行関税率表
http://www.kanzei.or.jp/statistical/tariff/top/index/j
判断つかない場合は税関の事前教示という仕組みがありますので、是非活用してください。
http://www.customs.go.jp/zeikan/seido/index.htm#a
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